日が沈む聖地②-雲州初上陸-
前日は睡眠開始直後、気道に唾を詰まらせて危うく岡山で客死するところだった、いたちなです。未だにサークルの書き物に手を付けてません、ヤバいわよ☆
前回の続きです。読んでない方は是非読んでください
5.起床
今回は、やくも1号で出雲市に向かいますが…
起きる時間ミスりました
まぁ、いっか!!!!!!!
早起きはいいこと!!!!
というわけで、すぐ出られるように支度を済ませて、朝飯といたしましょう
「明らかに朝に食うものじゃないよね」と思いつつも、気になったので昨晩購入した四川風麻婆丼。部屋にあったレンジで3分ほどチンしました。(謎のタイムラグは気にしない)
うん、辛い
至極当然の感想です。熱くて辛いものは舌への攻撃力が高い
しかしながらこれ一品で満足できたので、追加でパンなどを買う必要はなかったです。
朝の岡山駅西口です。正直な感想として西口の駅前はNHK岡山放送局が入ったビル付近を除けば都内の中規模駅に近い印象を受けました。個人的にはこっちの方が落ち着く
全国120万人のキハ120オタクの一員としてキハ120をこのカメラで撮影できたこと、恐悦至極に存じます
気づいた方もいるかと思いますが、ブログアイコンがキハ120に変わってます。
残念ながら「諸事情」で岡山色のキハ120に乗ることは叶いませんでしたが、機会があったら乗りに行きたいところです。
お目当てのサンライズの解結作業を見て、汚写真を生成
ほぼ最前列で解結の様子を動画で撮ってる最中におばちゃんが割り込んできたのは、恨んでやるいい思い出です。
サークルの先輩方と合流し、ぼんやりしていると…
車掌「やくもに乗られますか?そうでしたら乗車位置はそちらの掲示の下ですよ」
アッ!!!!!!!!!!!!
列の先頭に並んでた意味がなくなってしまうところでした
6.特急やくも 岡山~出雲市&出雲大社
念願の国鉄型特急に乗車。もしかすると最初で最後かもしれません。
検札がおわり、切符を見ると「伯備線電化40th」のスタンプが押されてました。
前日は新快速収録中にエラーを吐いていたレコーダーもこの日は不具合なく岡山から出雲市まで全線で収録できました。
よくオタクからは「ぐったりはくも」などと揶揄される「やくも」ですが、席に座っていれば酔うどころか快適でした。しかし車端部はそんな快適な車内とは程遠く、酷い揺れでした。振り子式コワイ
車窓も山越えを実感できるもので飽きることは無かったです。
出雲市に到着。荷物をロッカーに入れ、一畑電車に乗り換えるため改札に向かいます。
しかし、券売機の列に並んでいるうちに大社線に接続する列車が出発しそうになったので係員から整理券?を受け取りホームに駆け上がるも、そこに待ち構えていたのは単行電車。都心の「痛勤電車」並みの乗車率の中、川跡に向かいました。
川跡で大社線に乗り換えるも、こちらも単行。正気の沙汰じゃない
それでも収録のスタンバイや多少の撮影は出来るくらいの余裕はありました。
出雲大社着いた!!暑い!!!!
こんなに暑くなるとは予想してなかった。誰だよ曇りって言った奴
翌日は台風直撃なんて思えないほどの晴れでした。
そういえば、正式には「たいしゃ」ではなく「おおやしろ」だそうです。一度は聞いたことあると思います。
縁結びの神様として有名なので‘‘良縁”を願ってきました。
決して恋愛云々に限ったものではない
おみくじの結果
旅は良いらしく、方位は西が良いらしいので西へのおでかけを充実させたいですね(多分解釈違う)
出雲大社は大国主大神と関係があるのかウサギの置物もありました。恐らく「因幡の白兎」
駅前の通りにあるお菓子屋でアイスを食べ、バスで出雲市駅に戻りました。
7.一畑電車 貸切
この出雲遠征、実は弊学鉄研の合宿も兼ねたものなので貸切なるものを行いました。この場で一畑電車さんにお礼を申し上げます。
しかし貸切でうきうきしているのはいいことなんですが、一つ懸念事項がありました。
そうです、翌日のJRの運行予定です。気になる結果はこちら!!!
「始発から運転見合わせ」に飽き足らず「終日運転取りやめ」の文字が
「旅程崩壊です、見事我々は台風に狩られましたwwwwww」というテンションでいられるわけなく、基本的に自分だけ最悪な雰囲気を醸し出していました。
それでは気を取り直して…
貸切では元京王5000系の2103編成、2013年にイベント対応車両に改装されたものを手配してもらいました。
貸切列車は16名のオタクを乗せて定刻通り電鉄出雲市を発車、その時私は…
クリップ付き雲台*1の捜索に勤しんでました
物の管理がガバガバすぎるんだよな、このオタク
最後に収録で使ったのは大社線だったので、心当たりがあった点では幾分マシでした。
というわけで旅程崩壊と遺失物という2つの不安を抱えながら貸切に臨む羽目になりました。
なんだかんだ思い思いに過ごせた40分間でした。宍道湖はきれいだし、白い恋人はうめえし
松江しんじ湖温泉到着後、出雲大社前に電話をして現地にクリップがあることを確認。出雲市の駅まで送ってもらえる運びになりました。感謝感激
では出雲市に戻りましょう。
クリップを回収し、翌日宿泊予定のホテルにキャンセルの電話をかけたら、ある列車を見物しにJRのホームへ
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」
この列車のデザインを考えた人、天才なんじゃないか???
1度でもいいから乗ってみたいと思いながら車内を覗くと、如何にも優しい顔をしたマダムがラウンジに座っており、到底自分には無理だと現実を見せつけられた次第です。
もうこの時には旅程崩壊などどうでもよくなり、元気になってました。
8.2日目夜
何のひねりもない見出しですね、脳みそ空っぽなのかもしれない。
飯を求めて駅前に来る途中、時期的に本来ならあり得ない7両のやくもが出雲市駅を出発している様子を目撃。恐らく翌日、出雲監禁になる人々を救うべくJRが緊急で増結したものと考えられました。真偽は知りません
そのような助け舟はガン無視してそばを食べに行きましょう。
出雲そばと半チャーハン、非常に美味でした
みんな揃って翌日の旅程崩壊が確実になったところで打ち合わせ
この段階で自分の中では2つの山陰脱出ルートを考えていました。
1.台風の通過を待ち、運転再開してから移動
5日21時の段階でやくも等の山陰線特急の終日運休は決定しており、唯一の望みは夜に出発するサンライズ出雲のみ。普通列車はいつ動くか分からない。線路点検の状況次第では動く程度の可能性である。
2.宍道までタクシーを使い、そこから木次・芸備・福塩を経由し福山へ
運行予定上、唯一全線通常通りで動きそうな路線
しかし周知のとおり状況がいいとは言えない路線なので、倒木等で備後落合にすら着かない可能性がある。
当初は何故か2のルートを考えていました。*2
しかし同行の某H氏による説得で1のルートで山陰脱出を試みることにしました。
動かなきゃ払い戻して出雲の快活に泊ればいい、ということで岡山までの特急券を発券。勿論ノビノビ座席です。
9.次回予告
翌日は台風の中でも市内を少し巡れたので、その様子をお届けします。
果たして無事サンライズで山陰から脱出できるのか…